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一般X線撮影装置 お客様の声 胸部エネルギーサブトラクションを活用しよう |
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北里大学病院放射線部 関 将志 様 |
はじめに | ![]() |
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1971年に開院した北里大学病院は、2014年5月に建物を一新し、新たに開院しました。 |
胸部エネルギーサブトラクションの有用性 | ![]() |
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肺がんによる罹患率・死亡率は年々増加しており、早期発見・治療において胸部単純X線写真は大きな役割を果たしています。また、低侵襲かつ簡便であり情報量も多いことからスクリーニング検査として最も適していると考えます。一方で、肺野結節影は65.7%の病変で肺野の骨陰影に重複しているともいわれており、小さな肺野結節影は見落とされやすくなります。その原因は、骨・縦隔・.血管などの重なりが読影を難しくしているからです。 そこで医師の読影を補助する画像処理としてDiscovery XR656に搭載されているデュアルエナジーサブトラクション(以下DES)が活躍します。DESとは、骨と軟部組織のX線吸収差を利用し、単純X線写真に加えて骨組織像と軟部組織像を生成する手法です。今回われわれが経験した胸部DESの臨床的有用例をご紹介します。 |
1. 骨に重なる肺野病変の描出に優れていたケース・・・40代女性 | ![]() |
2. 骨病変の描出に優れていたケース・・・80代女性 | ![]() |
おわりに | ![]() |
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Discovery XR656を導入して、臨床的に有用であった2例を紹介しました。呼吸器内科医師からのお話では、骨に重なる肺野病変の描出、骨病変との鑑別にはDESが大変活躍しているとのことでした。 最後まで読んでいただきDESに関心を持っていただけた方、ぜひDESを活用してみてください。 今後もDESの有用性を検証していき、肺野病変の早期診断、治療に役立てるように日々努力していきたいと思っています。
※お客様の使用経験に基づく記載です。仕様値として保証するものではありません。 |
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