GE Smart Mail vol.136


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 DXA(デキサ)X線骨密度測定装置 お客様の声
 前腕DXA骨密度測定装置を止め、GE PRODIGYを導入して







のぞみ整形外科
林 衛 院長

図1 のぞみ整形外科、ペンション風のおしゃれな建物の外観から親しみと安らぎを感じさせる
栃木県栃木市の幹線道路沿いに広い駐車場スペースを持った一見ペンション風のおしゃれな建物、それが「のぞみ整形外科」です。
(図1)
のぞみ整形外科は2013年にそれまでの前腕骨装置を止め、PRODIGY-Cを導入されました。
院長である林衛先生にお話を伺いました。

 Q1 はじめにクリニックの紹介をお願いいたします。

もともとは天海先生という方が「天海整形外科」として開業していたのですが、2012年に私が引き継ぎました。2013年に現在の「のぞみ整形外科」へ名称も変更しました。地域の整形外科としてもですが、自分は関節が専門で、またスポーツドクターでもあるのでスポーツ選手や近隣の学校の運動部員のケアも行っています。理学療法士も2名いるので運動療法にも力を入れています。

 Q2 骨粗鬆症への取り組みはいかがでしょうか?

私は骨粗鬆症の専門医ではありません。しかし高齢者の来院は多いですし、やはり取り組むべき疾患の一つだと考えています。特に最近は良い薬が多く出てきたので、以前と比較すると治療できる疾患になってきたと思いますね。

 Q3 全身用DXAを装置導入された理由はなんでしょうか?

図2 骨粗鬆症の予防と治療ガイドラインでも腕の骨密度は推奨していない。腰椎・大腿骨の骨密度を測定する装置が必要であるとして導入した。
それまでは前腕骨の骨密度を測っていました。しかしビスフォスフォネートを投薬している患者さんの腕をいくら測っても骨密度の上昇は確認できないんですね。そうするとせっかく薬を飲んで頑張っていただいている患者さんに説明ができない。骨粗鬆症の予防と治療ガイドラインでも腕の骨密度は推奨していないということでやはり腰椎・大腿骨を撮る装置が必要だと思いました。(図2)

 Q4 なぜPRODIGY-Cを選ばれたのでしょうか?

うちのクリニックに導入するにはいくつかの制約がありました。まずはスペース。一般撮影室に設置できなければならない(図3)。もう一つは検査効率です。一般撮影室に置くということはDXAを使用しているときにはレントゲンは撮れませんから、短時間でDXA測定ができなければならない。もう一つ言えば金額ですが(笑)、まあどこの装置でも良いというわけではありませんでした。

それでどの装置にするか検討を始めたのですが、私のところに来てくれた販売店の営業の方が「先生、GEのDXAにはOneScanという良い機能がありますよ」ということでPRODIGY-Cを勧めてくれた。すると比較的小さな装置で、短時間で測定できるという、 まさにうちにぴったりの装置だったんですね。もうこれしかないと思ったので、すぐに決めましたね。(図4)

図3 全身DXA装置の導入の第一の制約はスペースだった。
一般撮影室に設置できなければならなかった。

図4 コンパクトで、短時間で測定できることが重要と選んだ
GE DXA装置PRODIGY-C
 Q5 PRODIGY-Cを使用されての感想はいかがでしょうか?

まず、何と言っても薬の効果が説明できるようになったのが一番です。患者さんも薬を飲んで、骨密度が上昇していくのが確認できるので継続するモチベーションにもなります。最近の患者さんはインターネットなどで勉強していますからね、患者さんから「腰椎と大腿骨の両方撮る方がより正確なんですよね」と言われることもあります。そんなに宣伝してはいないんですが、どこかで話を聞いてきて「DXAで撮ってほしい」という方もいますね。

運用面で言うと、うちは技師さんが撮ってくれていますが、一人あたりの検査時間も5分くらいなので他の検査にも支障はありません。DXA測定は一日3人くらいでしょうか。でも、それで十分だと思いますよ。収益的にも問題ないですね。

 Q6 先生の骨粗鬆症に対する考え方をお聞かせいただけますか。

先ほども言いましたが、私は骨粗鬆症専門医ではないので、正直それほど積極的に骨粗鬆症を扱っているわけではないです。しかし地域の整形外科医として高齢の患者さんを受けているのですから、やはり正しい医療をしなければという意識はあります。ガイドラインでも明確に「腰椎と大腿骨のDXA測定」を推奨していますし、実際に橈骨の骨密度は薬で変化することはほとんどないわけです。測定してみると分かりますが、一人の方の骨密度は腕、腰、脚で必ずしも相関があるわけではないです。言い方は悪いかもしれませんが、「腕の骨が丈夫」だと分かっても大きな意味はないですよね。やはり骨折してより日常生活動作に影響しうる骨である腰椎と大腿骨が観察できること、本当に知りたい部分の骨密度が分かるのがより重要ですよね。

 Q7 現在ご検討されている先生方へお伝えいただけることがあればお願いします。

当院では、GEのPRODIGY-Cを安心して使用出来ています。患者さんにも喜ばれるし、収益面での不安もそれほどありません。何よりもガイドラインに沿った正しい医療ができるということです。迷っているなら買った方が良いと言えますね。


ありがとうございました。

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