医療法人豊田会 刈谷豊田総合病院 放射線技術科 |
【はじめに】 |
当院では、2016年3月にSPECT/CT装置として、Discovery NM/CT 670 Q.Suite Proを導入され、Q.Metrixによる定量解析が可能となった。 今回、99mTcを用いたPhantom実験を、
得られたデータに対し、Q.Metrixを用いて定量解析を行い、SUVについて、
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【検討方法1 再構成条件の違いによる影響】 |
【結果1~画像(視覚評価)~】 |
図5~7に当院で撮像したPhantom画像を示す。
○Iteration回数による違いについて
○再構成条件による違い
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【結果1 ~Profile Curve(定性評価)~】 |
図5~7における、37mm球と17mm球のLine上でProfile Curveを作成した。
○RRの有無による違い(ACSC vs ACSCRR)について
○SCの有無による違い(ACRR vs ACSCRR)について
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【結果1~SUVによる評価(定量評価)~】 |
SUVによる評価について、部分容積効果の影響を考慮し、37mm球にて比較を行った。
○SUVmaxについて ~37mm球~
○SUVmeanについて ~37mm球~
○SUVmaxについて ~Back Ground~
○SUVmeanについて ~Back Ground~
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【考察1~再構成条件について~】 |
○定性評価より
○定量評価より
以上より、再構成条件は、
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【検討方法2 施設間における定量値の違い】 |
【検討方法1】で得られた結果を踏まえ、
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【結果2~SUVによる施設間誤差(定量評価)~】 |
・SUVmax、SUVmean共に、施設間差は少なく、3施設で同様の傾向が見られた。
○SUVmaxについて
○SUVmeanについて
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【考察2~施設間誤差について~】 |
○定量値について 以上より、ACSCRR、Iteration:3、Subset:10における施設間誤差については、大きな差は見られなかった。
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【まとめ】 |
99mTcによるQ.Metrixを用いた定量評価において、再構成条件は、
※第4回Q.Metrix RoundTable Meetingでの発表を元に一部内容を追加したものを報告
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