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ランチョンセミナー会場の様子 |
二日目のランチョンセミナーでは、約300名のご参加を頂き満員御礼となりました。
はじめに、弊社MRプロダクトマーケティングマネージャー貝原より、新しいプラットフォームSIGNA Worksの紹介をさせて頂きました。
SIGNA Worksは画質・スピード・ワークフローを改善しMR検査のプロダクティビティを向上させるGE MRの共通プラットフォームで、2017年現在全製品に搭載しております。2017年9月までに国内49台導入させて頂いており、圧縮センシングとパラレルイメージング技術を融合したアプリケーション、HyperSenseを導入されている施設は世界で65台、国内で11台が現在稼動中です。
続いてメインの演題に移り、座長の徳島大学大学院 医歯薬学研究部 放射線医学分野 教授 原田雅史先生から、ケンブリッジ大学のDr. Martin J Gravesをご紹介頂きました。
Dr.Gravesからは、SIGNA Worksで搭載可能となる高速撮像技術の臨床応用例について話題の圧縮センシングを中心にご講演頂きました。
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原田 雅史先生 |
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Dr. Martin J Graves |
・HyperSense
まず高速撮像技術の基本であるパラレルイメージングの基礎から応用までをレクチャーされ、続いて圧縮センシングの技術解説の詳細をご紹介頂きました。
HyperSenseを併用し息止め23秒で撮像した3D MRCPの画像や、HyperSenseFactor(高速倍数)毎の頭部3D TOFの画像、HyperSense併用のCubeで撮像した関節の画像をご紹介され、いかにHyperSenseがSNRのロスなく高画質、高速撮像が可能であるかをご紹介頂きました。
・HyperCube
局所選択撮像による3D Volume Imaging技術であるHyperCubeの紹介では、15x12cmFOVを3minで撮像された前庭神経鞘腫の症例を紹介され、FOV外からのアーチファクトが無く高速撮像できる事をご紹介頂きました。
HyperCubeは、2point Dixon法を使用した水脂肪分離であるFlexや、前述のHyperSenseによる高速撮像技術との併用が可能となっており、全身領域における3D Volume Imaging時代の幕開けが来たと仰っていました。
・HyperBand
続いてマルチバンド技術であるHyperBandの技術解説を頂きました。
HyperBandは、1度のRF照射において複数断面を同時励起することで撮像時間の短縮が可能となっています。また、Blipped CAIPIを用いることで展開精度を向上させており、DWIやDTIでの臨床応用例をご紹介頂きました。
・MAGiC DWI
Computed DWIの技術解説と、頭部だけではなく前立腺のグリーソン分類の応用例や、全身DWIの画像をご紹介頂きました。
MAGiC DWIは、通常の拡散強調画像の撮像データより、任意のb値の拡散強調画像を取得可能となっています。
また、最終日の特別講演(GEヘルスケアジャパン共催)として、Dr.Gravesより「MRI in the Era of Precision Medicine」というタイトルで、PET/MRをはじめとするMRIと他モダリティを使用したケンブリッジ大学でのリサーチ内容についてご講演頂きました。
※お客様の使用経験に基づく記載です。仕様値として保証するものではありません。
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