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 第57回 日本核医学会学術総会 (JSNM) 報告

 

会場案内版
会場案内板

2017年10月5日(木)から7日(土)にかけて、パシフィコ横浜 (神奈川県横浜市)にて第57回 日本核医学会学術総会をはじめとする、第37回 日本核医学技術学会総会学術大会、第12回アジア・オセアニア核医学学術大会、第7回アジア核医学技術学会国際会議が開催されました。
本大会のテーマは「核医学の明るい未来に向けて」であり、急速な発展をとげるアジアの核医学において、そのネットワークをより強固なものにすることを目指しています。

GEからは、展示ブースにて新製品の紹介と、ランチョンセミナーを行いました。

 

 機器展示

Seeking True Discovery ~Molecular Imagingは真の診断で新たな時代へ~

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GEブースの様子
 
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Discovery NM/CT 670 CZT CZT半導体検出器
 
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Discovery MI
LightBurst Digital Detector

最も注目を集めていたのは、全身用SPECT/CTにCZT(テルル化亜鉛カドミウム)半導体検出器を搭載した“Discovery NM/CT 670 CZT”です。CZT半導体検出器によって、従来の光電子増倍管で発生していたノイズを抑制できます。また、エネルギー分解能の向上によって、コントラストの向上や2核種同時収集のエネルギー分別能の向上を実現しています。加えて、検出器フレームが2.5cmに短縮されたことで理想的な検出器ポジショニングが可能になり、頭頸部領域で患者さんの負担を低減しつつ良好な画像が得られます。

もう一つ注目を集めたのは、半導体検出器を搭載したPET/CT装置“Discovery MI”です。半導体検出器 “LightBurst Digital Detector”を搭載し、TOF(Time of Flight)時間分解能や空間分解能の向上を達成しました。また、新技術“コンプトン散乱リカバリー”を用いることで、空間分解能の劣化なく感度の向上を実現しています。感度と空間分解能の両立を実現したことで、検査時間の短縮によるスループットの向上と患者様の負担軽減、被ばく低減につながるだけでなく、微小病変の検出による早期診断にも期待されています。

その他、核医学検査の画像処理・解析・読影のスループット向上に貢献する“Xeleris4.0”, “Advantage Workstation VolumeShare7”, “Centricity Universal Viewer 100 edition PET (UV100PET)”などのワークステーションの実機展示も行い、多くの来場者様に触れて頂きました。

 

 ランチョンセミナー <10月5日 (木) 12:00~13:00>
 

GE共催ランチョンセミナーは、座長 絹谷 清剛先生 (金沢大学) のもと盛大に開催されました。

「Q.Clearの原理と最新情報」
三輪 建太先生 (国際医療福祉大学)

GEの新しい画像再構成法である「Q.Clear」の原理について、
従来よりも詳細にわかりやすく解説頂き、
Q.Clearへの理解がより深まりました。
  三輪先生
     
「全身用CZT SPECT/CTがもたらす核医学検査の新たなる展開」
松成 一朗先生 (埼玉医科大学病院)

アジア初稼働のDiscovery NM/CT 670 CZTの使用経験と、
半導体SPECT/CT装置の今後の可能性について、
臨床画像とともに紹介して頂きました。

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  松成先生

どちらの講演からも、GE製品の高い技術力を感じていただける内容でした。
GEでは今後も皆様に、有用な情報を提供してまいります。

 

※お客様の使用経験に基づく記載です。仕様値として保証するものではありません。

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