top お問い合わせ 印刷
 核医学検査装置 お客様の声
 当院のOpen SesaME活用術

 

北里大学北里研究所病院
診療放射線技師
松村 秀憲 様
秋幡 絵美 様
大浦 光平 様
 【病院紹介】
pic1

当院は学校法人北里大学病院の付属病院として東京都港区に位置し、病床数243床、22科の診療科目を有する病院です。当院では核医学検査を年間約900件行っています。

撮影装置は、Millennium MG 1台、解析装置はXeleris3.0 を使用しており、現在は技師3名のローテーションで検査を担当しています。

 

 【Open SesaMEの活用】
pic2

当院の核医学装置も18年目を迎え、機器の更新を検討する時期となりました。しかし、DPC参入時より徐々に検査数が減少傾向になり、今の検査数での機器の更新は難しいのが現状です。
そこで、やみくもに件数を増やすのではなく、「適正がある検査を増やしたい」との思いで各診療科の先生方に啓発活動を行い、色々とご意見を伺いました。

先生方からは「これは、できないのか?」「このようにして欲しい!」など色々とご意見をいただきました。しかし、期待通りに行うには解析装置Xelerisを使いこなせないといけません。わからないことがあればその都度コールセンターに電話して教わるという体制では、啓発活動をしてもタイムリーにgive and takeができません。事前にこの処理が可能なのか、可能でないのかを理解していれば先生方との会話もスムーズに行うことができます。

「もっと装置を使いこなしたい!」との思いから、たどり着いたのが“GE MI製品ユーザー専用のコミュニティサイトOpen SesaME”でした。毎月更新される情報や、ユーザー側の要望などを聞き入れてもらい、とても役に立っています。今では、Open SesaMEの活用は、日々の業務のヒントとして欠かせないと感じています。

OpenSesaME
pic3
https://gecommunity.on.arena.ne.jp/open_sesami_entrance/

<操作目的だけではない活用法>
今回の啓発活動で、要望に応えるための説明も難しく、処理にも多くの時間を要すると思った分野が心筋系でした。
解析や画像処理の項目が多く大変な分野だと思っていましたが、Open SesaMEからダウンロードした「心筋シンチ検査クイックガイド」資料にわかりやすく説明されていたおかげで、先生方に資料を配布するだけで、解析や出力可能な内容を理解していただくことができました。私たちが使用する操作目的用の資料なだけでなく、依頼医の先生方への説明にも適しており、大変役に立ちました。

pic4   pic5

<最新のアラジンプログラムもすぐダウンロード可能>
依頼医とコミュニケーションが生まれると、いくつかの追加要望も生まれます。
丁度、アラジンプログラムの「WOmap x3 311」が依頼医の追加要望を満たしていたため、プログラムをダウンロードし、新しいソフトで検査結果を出力することにしました。やはり、必要な時に素早くソフトを入手し、使用できることは便利です。
また、ソフトの更新情報を自身で確認できるということも大変うれしいです。当院では「EditSNmultiX3 200」プログラムもダウンロードしました。このソフトは、複数のデータのシリーズ番号を一度に変更できるプログラムで、サーバー等で任意の順番にデータを並べる際に役立っています。今日、サーバーなど外部との連携は不可欠であり、このような配慮で作成されたプログラムがあるのも便利です。 今までは以前のバージョンの「EditSelectSN A」ソフトを使用していましたが、今回のバージョンではリストでシリーズ番号が確認でき、ソートもかけられるように変更されていました。さらにRename機能が追加されればもっと便利になると思います。
※アラジンプログラムの取り扱い、アラジンプログラムダウンロードサービスについては文末を参照ください。

<その他、役に立つページ>
当院のMillennium MGは掲載されていませんが、「QC・その他のページ」は、評価が高いと思います。
当院では、メンテナンス時に担当サービスさんの協力のもと、作業内容の写真を撮らせてもらい、自分たちでマニュアルを作成しましたが、メーカーが配布してくれる資料があるのは安心感があり助かります。我々は、「核医学診療事故防止指針」にも示されているように、クオリティーの高い画像作成だけではなく、安全管理、機器保守管理面でも、業務を遂行しなければなりません。Open SesaMEには、NM 600 seriesのマニュアルが中心となっているので、今後ラインナップを増やしていただくことを希望します。

pic6

<要望>
核医学は、画像と数値、表などの混在表示の世界です。見やすい表示が大事だと思いますので重要な結果が必然的に目線に入るデザインなど期待しています。
NM 600 seriesのマニュアルが中心となっているので、今後ラインナップを増やしていただくことを希望します。

<今後、まとめ>
Open SesaME は、インターネットで閲覧できるので、情報開示が早いのが利点だと思います。
以前問い合わせした内容が、数週間後にはOpen SesaMEでわかりやすく閲覧できたのは少し驚きました。
Open SesaMEはアラジンプログラムをダウンロードできるだけではありません。QC(日常点検)の手順の確認が出来たり、カメラやコリメータの仕様の確認や、他の施設の技術などを閲覧することで我々ユーザーの知識にプラスになります。今秋には新しく収集条件などが開設され、当院も参考にしたいと思っています。無論、簡潔に物事を済ませるのではなく、ファントムを撮像して当施設に最適な画像を提供するために参考にできればと思います。

良いものを取り入れ、知識向上のために、みなさんも活用してはいかがでしょうか?Topページにリクエストフォームがあるので、積極的に掲載内容をリクエストすればユーザーにとってよりよいコンテンツになっていくと期待します。

最後に、今回の啓発活動で心筋の検査が増えたことをお伝えしておきます。
また、アプリケーションおよび収集条件の変更などは、放射線科医および循環器内科医と打ち合わせの上に変更した事を付け加えておきます。

pic7

<アラジンプログラムダウンロードサービスについて>

すべてのアラジンサンプルプログラムは、お客様がプログラミングする際に参考として提供しているものです。
よって本プログラムを使用した場合の臨床意義などにつきまして、弊社で保証するものではありません。またその保管、管理にあたっては、お客様の責任のもとにご使用いただきますようお願い申し上げます。

アラジンサンプルプログラムの取り扱い、アラジンプログラムWebダウンロードサービスについてはOpen SesaMEにご登録の上、下記ページより詳細をご確認ください。

【OpenSesaMEご登録はこちらから】
pic1
 
【アラジンプログラムダウンロードサービスの流れ】
http://gecommunity.on.arena.ne.jp/open_sesami/2016/01/gazo-aladdin-dl.html
pic8

 

薬事情報

※お客様の使用経験に基づく記載です。仕様値として保証するものではありません。

お電話以外でのお問い合わせの場合は、こちらをご利用ください。
info
(お問い合わせ例)
OpenSesaMEについて詳細の質問がしたい
OpenSesaME使用時の感想を更に詳しく知りたい