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 第13回 GEガンマユーザーミーティング in 関西 報告

2019年1月27日 (土)に、第13回 GEガンマユーザーミーティング in 関西をアットビジネスセンターPREMIUM大阪駅前 (梅田スクエアビル 12階)にて開催しました。
雪が舞う中、遠方からもお集まりいただき、和やかな雰囲気で会が進行しました。

 

 【GEからの情報提供】

製品に関する情報提供とコールセンターによくあるお問い合わせの情報提供をさせて頂きました。製品に関しては、新しいコリメータ (LEHRS)と新しい技術 (Swiftscan Planar, Swiftscan SPECT)を搭載したNM800シリーズとXeleris4DRを紹介しました。
Xeleris4DRにはQ.VolumetrixMIが搭載しており、これにより一連のワークフローで画像再構成から定量までを行うことが可能になります。また、従来の定量ソフトであるQ.Metrixよりも関心領域の設定方法が簡便に行え、定量を実臨床で行うことがより容易になりました。
コールセンター報告では、問い合わせが多い内容を紹介致しました。さらに、様々な情報提供を行っているユーザー様専用サイトであるOpenSesaMEを紹介しました。OpenSesaMEではお問い合わせが多い内容に関しての情報であるFAQ (画像処理→FAQ)や、最新のクイックガイドなどをダウンロードすることも可能で、今後もユーザーの皆様に役立つ情報提供を行ってまいります。

OpenSesaMEへのアクセスはこちらから
または、「GE オープンセサミ」で検索後、「オープンセサミへようこそ」から可能です。
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OpenSesaME ログイン画面
※新規の方は「会員登録はこちら」より会員情報のご登録をお願いいたします。

 

 【骨SPECT撮像の標準化への取り組み –竹中 賢一様-】
 
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竹中 賢一 先生
社会医療法人生長会 府中病院
竹中賢一先生からは骨SPECT撮像の標準化に関するガイドラインに関して近畿での取り組みに関して報告頂きました。
まずは日本核医学技術学会近畿地方会の目的と方針に関してお話頂き、その後標準化ガイドラインに対する取り組みの具体例としてONTC (Osaka Nuclear Technologist Conference) を紹介頂きました。標準化を進めるための課題を解決するため、実験をやったことのない施設への訪問や、ガイドラインの伝達のために伝道者を育成するなど今後の活動に関しても情報共有して頂きました。

 

 【LEHRSコリメータを用いた低投与量・短時間収集処理技術 –澁谷 孝行様-】
 
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澁谷 孝行 先生
金沢大学 医薬保健研究域
保健学系 医療科学領域
量子医療技術学講座
(量子診療技術学分野)
澁谷孝行先生からは新しいコリメータであるLEHRSの特徴と、LEHRSコリメータの新しい技術であるSwiftScan PlannarとSwiftScan SPECTの特徴をご紹介頂きました。
LEHRSコリメータは従来のLEHRコリメータと比較して20-30%のシステム感度の向上を達成しており、Tc99mファントムでCNR (Contrast-to-Noise Ratio)が向上、SwiftScan PlannarではClarity 2D処理を行うことでさらにCNRが向上したとご報告頂きました。骨WBの画像も提示され、集積の描出を変化させずにノイズを減らすことが可能であることを紹介頂きました。また、SPECTのStep & Shoot収集において検出器移動時もカウントの収集が可能となったSwiftScan SPECTについては、SwiftScan SPECTによりCNRが向上し、さらに%CVが良好になったと報告され、今後、収集時間が短縮できる可能性を紹介いただきました。

 

 

薬事情報

 

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800シリーズ(NM/CT 870 CZT、NM/CT 870 DR、NM/CT 860NM/CT 850」)について詳細の質問がしたい
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