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医療法人明和会 伊崎脳神経外科・内科 |
病院紹介 | ![]() |
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医療法人明和会 伊崎脳神経外科・内科は平成9年長崎県大村市に設立されました。画像診断を中心とした脳神経外科、糖尿病を中心とした内科分野の診療を軸に、通所リハビリテーション施設、居宅介護支援センターを併設しており、また脳ドック認定施設です。近年は大村市と協力体制の下、認知症ケアプランにも取り組んでいます。患者さまに心身ともにより健やかで幸福な生活を送って頂くために、高い専門性を活かし地域医療の繋ぎ手としてチーム医療を実践しています。
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装置更新の背景 | ![]() |
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2007年5月にGE社製BrightSpeed4列を導入し9年間使用してきました。BrightSpeedも良い装置で、日常の撮像を支障なく行えていましたが、管球寿命が近づいてきた為、今回の更新となりました。
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装置選定から決定まで | ![]() |
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選定の際に重要視したポイントは以下です。
Revolution ACTには、デジタル・チルト機能が搭載されており、ポジショニングが厳しい高度円背患者の頭部撮影時における負担(患者・術者 双方)を大幅に軽減できると思いました。頭部撮影時に水晶体への被ばくを軽減するODM(Organ Dose Modulation)機能、低被ばくと高画質を両立可能にするASiR(エイサー)搭載により、フォロー検査患者や若年患者の被ばく低減に貢献し、同時に医師が安心して撮影依頼できる診療環境も提供できると考えました。撮影部位を自動認識するSmart Planは、撮影範囲プラニングにかかる時間を短縮でき、操作性・スループット向上に繋がると感じました。
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本稼働から現在まで | ![]() |
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頭部撮影において円背が強い患者さまの頭部撮影時、従来のCTではガントリーチルト範囲制限やテーブル高制限でポジショニングに大変苦労して来ました。今回Revolution ACTのデジタル・チルト機能によりこれらの問題は全て解消されました。また側彎や拘縮によりどうしても左右の外眼角を揃えられない患者さま、上を向いて寝ることができない方でも、デジタル・チルトプロを用いることにより左右対称でOMラインに合わせた画像を出力可能です。この機能により、ポジショニングに要していた時間や手間は大幅に改善されました。またスループット向上と共に、患者さまの身体的負担が軽減されました。いずれも低ノイズかつコントラストの良い画像を提供できており、医師の診療ストレス軽減にも寄与しています。硬膜下血腫等のケースでルーチンとしている再構成冠状断像も高画質で対応できています。
胸部撮影において
従来、肺野に病変が疑われるケースでは、通常撮影後に改めてHRCTを追加撮影していました。Revolution ACTでは1回の撮影で1.25mmスライス厚のデータが取得されている為、生データからの再構成で対応できます。これにより精査目的の再撮影被ばくは皆無となりました。また薄いスライス厚画像ではノイズが大きな問題になりますが、ASiR搭載によりザラツキを抑えたスムーズな画像出力が可能です。
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まとめ | ![]() |
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