■サービス概要(1/3)
システム概要
医知の蔵では、 プライマリーとセカンダリーの2か所のデーターセンター(以下DCと略)でシステムを構築し、医療機関のお客様へ「安心」「安全」な医用画像の外部保管サービスを提供しています。
サービス利用開始時には、 ご施設内の既設PACSがGE社製、他社製を問わず、既存のシステムや運用に大きな変更を加えることなく、DCへのデータ転送用ゲートウェイを設置するだけで、サービスの利用が可能です。

注:他社PACSと接続する場合は、セキュリティや責任分界点の観点からゲートウェイサーバが別途必要になります。
Point ① シンプルなデータフローで、運用を大きく変えず利用が可能
- 施設内の短期ストレージ(以下STSと略)からDCへ転送設定をするだけのシンプル設計で、モダリティ、読影端末などの既存システム大きな変更を加えず、設置からサービス利用まで短期間で導入が可能
- STS上でキャッシュされたデータは、確定処理後DCへ転送、DC内の長期アーカイブストレージ(以下LTAと略)で原本データとして保管
- STS上にない過去データの参照時は、LTAからデータを読み出しSTSに格納し、端末はSTSから画像参照可能
Point Point ② 安心ネットワーク
- ご施設とDC間をつなぐネットワーク回線は、ガイドライン準拠の「IPsec+IKE方式」のVPNを採用。更に、GE機器の保守回線(InSite)を活用することで、回線費用を抑制
Point ③ 障害・災害時の迅速なデータリカバリー
- ガイドラインに則り、500km以上離れた「セカンダリーDC」でデータをバックアップ、プライマリーDCの障害・災害時にも速やかにリカバリー可能