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倉敷成人病センター |
病院紹介 | ![]() |
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当院は、昭和46年(1971年)に財団法人倉敷成人病センターとして設立しました。生活習慣病など一般的な慢性疾患から、整形外科・眼科・皮膚科疾患、また消化器、泌尿器、女性生殖器、乳腺に至る全身の悪性腫瘍の外科的治療まで幅広い診療を行っているほか、リウマチ膠原病、肝臓病、人工透析、不妊治療、小児神経疾患、アレルギー疾患、女性骨盤臓器脱治療、放射線科による動脈塞栓術など特殊専門領域についても力を入れています。 ◇施設概要
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装置更新の背景及び使用経験 | ![]() |
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2006年から使用していた装置の老朽化がきっかけとなり、装置の更新を検討しました。トモシンセシス(以下3Dとする)の機能を追加した理由として、乳がん精密検査機関として3Dがあった方が診断能向上の一助になるのではないかと考え、導入を決めました。
その中で、GE製のSenographe Pristinaを選んだポイントは大きく3つあります。 2018年1月にSenographe Pristinaを導入し、同時に3D撮影の運用を開始しました。
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トモシンセシスの臨床使用経験 | ![]() |
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現在、マンモグラフィ対象患者全員に対して、従来の2D撮影(MLO・CC・必要によりスポット)及び3D撮影(MLO)を行っています。2018年1月運用開始より10ヵ月間で約1000件の検査を行いました。当院では、マンモグラフィとエコーを同じフロアで行い、検査はいずれも放射線技師が担当しています。マンモグラフィ撮影後、2Dを基本に引き続き3Dの読影をし、レポートを作成しています。その結果を参考に、エコー検査を行います。
3Dを導入してからは、石灰化病変以外のスポット撮影が少なくなりました。1人当たり約5分でマンモグラフィ撮影が終了し、スピーディに検査が行うことができます。 3Dが有用だったケースの一例として、高濃度乳房の症例がありました。2Dでは淡い石灰化しか見えませんでしたが、3Dでは広い範囲に構築の乱れが見られました。 症例1)
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症例2)
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症例3)
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今後について | ![]() |
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スクリーニングの段階で3Dを追加することで、FADを落とせたり乳腺に隠れた腫瘤性病変をみつけたりできる可能性があると思います。ただし、2Dのカテゴリー診断を、そのまま3Dに適用しても良いのか不明なので、検討が必要だと思います。 現在は全例3Dを追加していますが、今後はデータを整理して、病変のタイプや位置によっての適用を検討していきたいと考えています。
※お客様の使用経験に基づく記載です。仕様値として保証するものではありません。
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