関連製品

gehc-revolution-maxima-product-web-page-during-scan-image-1.jpg

Revolution Maxima

JB01316JA

※本カスタマーボイスはお客様の使用経験に基づく記載です。
製品の仕様値として保証するものではありません。


製造販売:GE ヘルスケア・ジャパン株式会社
販売名称:全身用X線CT診断装置 BrightSpeed 医療機器認証番号: 217ACBZX00002000
販売名称:Revolution Maxima(レボリューションマキシマ 医療機器認証番号: 301ACBZX00013000

Revolution Maximaの使用経験
〜検査スループットの向上〜

千葉大学医学部附属病院
放射線部 東田 玲央那 様



病院紹介
当院は、2021年1月4日に新中央診療棟をオープンしました。
新中央診療棟は、地下3階・地上6階に屋上ヘリポートを備え、集中治療センターや救命救急センターのほか、ハイブリッド手術室を含めた多くの手術室など、高度医療を行うための設備が整った県内有数の診療棟です。
CT部門では、4台のGE社製のCTが導入されました。その中で、今回ご紹介するRevolution Maximaは、検査スループットの良さから単純検査専用機として運用しています。


chibatp01.jpg



Revolution Maximaの特徴
天井に設置された「AI Deep Learning カメラユニット」(DLカメラ) により寝台上の被検者をスキャンし,被験者の向きや体厚、プロトコールの基準点を自動認識し,アイソセンターとなるように自動でポジショニングを行います。
ガントリには「Xtream Tablet」(タブレット) が装備されており、タッチ操作で患者情報の取得、プロトコル選択、撮影範囲の指定などが可能です。


chibatp02.jpg


chibatp03.jpg
①タブレットでの患者情報取得画面


chibatp04.jpg
②撮影プロトコール選択


chibatp05.jpg
③ 撮影範囲の指定





オートポジショニング機能とタブレット操作によるスループット向上
スループット向上に繋がるポイントは以下の通りです。



<オートポジショニング機能>
①ガントリの近くまで寝台を移動してレーザーポインタで基準点に合わせる必要がない
②体厚の自動認識により寝台の高さを調整する必要がない
③スカウト撮影開始位置まで寝台が自動で移動するため、スカウト撮影前に寝台移動ボタンを押すことなく、すぐに撮影を開始できる



<タブレット操作>
①被験者の体の向きの変更や、撮影範囲の指定ができることで、操作室に戻ってからの操作も検査室内で完了できる
②ガントリに接触する可能性のある部位が赤く表示され、ガントリ内で体位の微調整が必要ない


chibatp06.jpg



Revolution Maximaの業務フロー

chibatp07.jpg



まとめ
DLカメラを用いたオートポジショニング機能は、検査スループットの向上、診療放射線技師の負担軽減に繋がります。また、業務経験年数で差が出やすい検査時間やポジショニング技術の標準化が可能です。