第九話 外部保存の利用料金はどうなってるの?[Page 2/4] 
(シリーズ-1 最終話)

今回のキーワード:蓄積型、定額型、差分型、再保存料、ILM、再圧縮

志位:オンプレミスのリースみたいなイメージだね。少なく見積もれば足りなくなるだろうしね。」

イチロー:「そうですね、その場合は追加費用が発生する可能性がありますね。最後の差分型は、その月に新規で登録さ れたデータ量×単価で課金されるタイプで、今検討している医知の蔵はこの課金形式です。先ほどの例で、2月に20TBのデータがデータセンターにあって、そこから1か月間新しいデータが入って、3月に20.3TBになったとすると、3月は増えた0.3TBに対して課金されることになります。ガス代と同じような感じの費用の支払い方式ですね。」

志位:「毎月のデータ量はそれほど大きく変動しないから、毎月ほぼ一定の料金ということになるね。」
イチロー:「はい、契約期間中は毎月ほぼ定額になりますね。さらに、万が一何かの要因で検査が減った時のことを考えると、その分病院の収入は減ることになりますが、蓄積型だと先月より利用料が上がるのは変わらないけれどその増分が少なくなる、定額だと先月と変化なし、差分型だと先月より利用料が少なくなる、ということになります。より病院の収入にリンクした料金の支払いとなります。」
くらら:「契約を更新した後はどうなるんですか?」

契約を更新した後の課金はどうなる?